わくわくワーク大石の特徴

長期間、家に引きこもったり、デイサービス・作業所に通う人は少なくありません。そして一般就労を諦め、低額の工賃で我慢するのが一般的です。わくわくワーク大石はこのような方が作業所に通うのと同じ感覚で、より高い工賃を稼ぎ、一般就労もできるようになるために5つの特徴を持ちました。

1、工賃がもらえる!

訓練中も高い工賃支給額で自立をサポート
ほとんどの就労移行支援事業所では、工賃は支給されません。しかし、わくわくワーク大石では、自分で働いて稼いだという達成感や満足感を通して、皆さんの自信につなげていただきたいと考え、作業内容に見合った工賃を支給しています。
多くのA型・B型の事業所では十分な工賃が稼ぐことができません。当施設では少しでも利用者の方の自立をサポートできる工賃額の支給を目指しています。その支給額は神奈川県内で上位に位置しています。
工賃・賃金

2、5つのサポート!

経済的な不安をサポート

1. 利用料金

新たな経済的負担をなくすために遅刻・早退等がなく、一般的な利用条件を満たせば、わくわくワーク大石を利用するときに発生する自己負担金相当は原則工賃で稼げることは保証しています。しっかりがんばって訓練しましょう!

2. 食事料金

施設利用日に希望者には昼食・夕食が食べられます。栄養士の管理のもとに厨房で作りますので、お弁当と異なり美味しいですよ!新たな経済的負担をなくすために遅刻・早退等がなく、一般的な利用条件を満たせば、食事料金相当は原則工賃で稼げることを保証しています。しっかりがんばって訓練受けて、汗を流してかせいだ工賃で美味しい食事を食べて体力UPしよう!

3. 交通費サポート

通所交通費助成制度のない市区町村にお住いの方には、当事業所独自の交通費サポート制度があります。新たな経済的負担をなくすために、一般的な利用条件を満たせば、交通費サポート相当は原則工賃で稼げることは保証しています。(※上限25,000円/月)

4. 訓練用備品支給

訓練に関する備品(ユニフォームなど)を必要に応じて貸出や支給をしています。

5. 資格取得サポート

資格や技術があると就職は有利です。確かにこの資格と数か月間の訓練があれば過去の就職率100%なんて資格もあります。しかしながらそのような資格はたいていは国家資格で受験料もかかりますし、講習も指定された場所で受けなければいけません。それにはそれなりのお金がかかるのが現実です。無職の君には無理か?わくわくワーク大石が就職に結びつくと判断した場合は、君の少しの努力があれば資格取得に必要な費用の70%を原則工賃で稼げることを保証しています。

目指せ有資格!わくわくワーク大石の工賃は豊かだ!利用料金・食事代・交通費などを払ってもまだまだ残るぞ!たっぷり残っている工賃で残り30%は自分の腹を痛めて支払おう!自分の汗と努力で社会に復帰しよう!

現在までに取得した国家資格

  • 普通自動二輪車免許、普通自動車免許、大型自動車免許、介護職員初任者研修、介護福祉士、精神保健福祉士、調理師等

現在までに参加した講習会や民間資格

  • 福祉移動サービス運転者及びセダン等運転者講座、パソコン教室、エクセル等の民間資格等

3、選べる3つのサービス!

病状や個々の能力に応じた3つのサービス
就労移行支援の利用期間は2年間、そして一般就労への移行率は22%で、就労継続支援A型・B型の一般就労への移行率に至っては5%未満です。このため、一般就労は夢になることも少なくありません。わくわくワーク大石は、全国平均の何倍も高い一般就労への移行率です。そして3つのタイプを使いわけることによって、繰り返し挑戦できます。

就労継続支援A型・B型の一般就労への移行率

一般就労したい人はまず就労移行支援事業所に挑戦することが多いのですが、前に述べたように大多数の人は2年間で就労できず、仕方なくA型・B型を利用することになってしまいます。しかし厚生労働省の調査では、一般就労への移行率は、A型で4%前後、B型で1.5%前後と非常に低い状態です。このために一般就労は非常に難しく、生涯就労できない利用者が続出すると予想されます。
A型・B型の一般就労率(%)-厚労省

わくわくワーク大石の一般就労への移行率

わくわくワーク大石ではグラフのように、就労継続支援A型・B型の一般就労率は全国平均を上回っています。このために、もし一般就労できずに就労移行支援の2年間の利用を終了してしまっても、就労継続支援A型・B型で就労への挑戦を継続することができます。
一般就労への移行率
就労継続支援の一般就労への移行率

本当に年齢は関係なく一般就労できるの?

一般就労への移行率や就労定着率はその事業所の能力を示す数字でもありますが、この数字は調査対象によって大きく差が出ます。理由の一つは年齢です。障害を持たない人でも、高齢者より若い人の方が就労しやすいと言われています。このことは障害者でも同様です。下図は平成27~28年の間に当施設の利用した人の中で就労した人の年齢内訳です。当施設利用者の平均年齢は54歳と高いですが、どの年齢からも平均的に就労されていることがわかります。
利用者の年代別内訳(%)
※平成30年1月29日時点
一般就労者の年代別内訳(%)
※平成27年度以降に利用を開始した者を対象とする

4、多数の訓練現場

能力や病状に応じた実際の現場訓練
家に引きこもったり、長期間作業所へ通所していると、「このまま一生終わりたくない、一般社会に戻りたい」とは思っても、仕事をする自信がなくなり、諦めてしまう人がほとんどです。そのような方には履歴書作成や面接の練習をするよりも、現場で仕事をするほうが、「自分にもできる」という自信がつき、就労意欲を高めることができます。就労ができるかどうかは、能力の高低よりも就労したいという気持ちが大切です。当然、就労できるという自信を持てない人は一般的には就労意欲も高くならないので就労できません。

このためにわくわくワーク大石では、机上の練習ではなく、様々な能力や病状に応じた実際の作業現場を用意して実際に数ヶ月間以上継続して繰り返し仕事をしてもらっています。専属の指導員のサポートを受けて訓練をすることで、高い能力と自信を持てるようになります。

清掃作業

横浜市内の公園・マンション・宿泊施設・ホテル・企業施設等清掃を実際の現場で訓練を行っています。経験豊富な職員が清掃用具の扱い方を一から指導します。

調理作業

施設で提供している食事や、高齢者のお宅に届けるお弁当の調理・宅配をおこないます。ヘルパーの業務の利用者宅での調理にも役立ちます。
調理補助の訓練

検査センター

提携先の企業の中で仕事をします。ミスが許されず、正確性と持続力を要求されますが、人気のある訓練場の一つです。
検査センターでの作業風景
介護
提携先(大石クリニック付属の施設である老人デイケア・ヘルパーステーション等)の高齢者介護施設において、介護の補助業務を体験します。経験を積んでからヘルパーの資格取得し、社会復帰できます!そのまま就労することもできます。
介護施設での就労訓練の写真

5、手厚い支援

医療、福祉、保健の包括的な支援
障害者の就労支援を考える際、一般的に病状の安定が一つの条件となります。そのため、働きたいけど病状に対する不安が大きいと、本人も医療機関としてもなかなか就労に踏み出せないことが多いというのが現状でしょう。安心の5つのサポート!
わくわくワーク大石では、多くの専門職が関わって支援しています。
医療機関と密に連携していることで、病状の変化があった場合でも迅速な対応ができ、病気とうまく付き合いながら就労支援を利用することが可能です。また、臨床心理士、精神保健福祉士が在籍しているため、様々な分野の専門職がサポートしていきます。
さらに、大石ヘルパーステーション、大石自立介護相談室が併設しています。大石ヘルパーステーションでは在宅支援についての不安や相談に乗ってもらうことが出来、大石自立介護相談室ではサービス利用に関する相談をして必要な支援のトータルコーディネートをしてもらえます。
多機能型施設 医療、福祉、保健の包括的な支援
主な連携先一覧
医療法人社団祐和会 大石クリニック(外来/デイケア/訪問看護)
医療法人社団祐和会 大石自立介護相談室(相談支援)
医療法人社団祐和会 大石デイサービス(高齢者介護)
医療法人社団祐和会 大石デイサービス寿(高齢者介護)
医療法人社団祐和会 大石ヘルパーステーション(居宅介護支援/訪問介護)
多数のピアスタッフが在籍しているのも大きな特色です。日々の訓練の中で自分と同じように病を経験し、回復の道を歩んでいるスタッフと関わることで、自身の回復のイメージができ希望が持てるという利用者様の声が多数あります。