障害者トライアル雇用から継続雇用が決まりました!

神奈川の横浜市中区にある就労支援施設「わくわくワーク大石」です。

先日、Cさんが障害者トライアル雇用から継続雇用が決まりました。Cさん、おめでとうございます!

障害者トライアル雇用とは、精神障害をお持ちの方は原則6ヶ月、それ以外の障害をお持ちの方は原則3ヶ月間トライアル雇用を行うことで、就職前に自分に合った仕事内容か、働き続けやすい職場かなどを見極めてから就職できる制度です。障害者トライアル雇用の詳細はこちらをご参照ください。

Cさんは介護の仕事に興味を持ち、初任者実務研修の資格を取得した後に就職活動を始めました。しかし、就職活動を進めるうちに「フルタイムで働いて大丈夫だろうか?」「介護の仕事は自分に務まるのだろうか?」と不安が強くなってきたそうです。わくわくワーク大石のスタッフや家族と話し合い、障害者トライアル雇用制度を利用することにしました。

今回は障害者トライアル雇用制度の利用から継続雇用までの流れをCさんのケースを例に簡単にご案内します。

求職活動

障害者トライアル雇用の求人検索し、希望する求人があったらハローワーク経由で応募。

Cさんの面接時は、企業側と調整してわくわくワーク大石のスタッフが同行しました。スタッフが同行することで、緊張が少し和らいだのではないかと思います。

採用決定

採用決定の連絡をいただき、企業・利用者の間にスタッフが入り、障害者トライアル雇用期間や勤務条件などを決め、有期契約を結びます。

雇用期間は最大で12ヶ月まで延長できます。Cさんの場合、その中で勤務時間を徐々に増やすため、まずは短時間トライアル雇用期間で週12時間からスタートとなりました。

トライアル雇用期間中

Cさんは週1回勤務終了後にわくわくワーク大石に来所し、スタッフと面談を行いました。仕事や生活で問題はないか、必要な場合は企業とCさんの間にスタッフが入り調整を行います。

Cさんが仕事に慣れてきたころに週12時間から週16~18時間へ増やすことに。

トライアル雇用終了1ヶ月前

企業の担当者の方から「是非、Cさんに継続雇用をお願いしたい」と連絡が!トライアル雇用終了後、週24時間の勤務で採用されることになりました。

Cさんは自分のペースでストレス対処しながら働き、大きく体調を崩すこともなかったため、介護の仕事を続けていく自信がついたようです。

勤務終了後で疲れているのにも関わらずいつも笑顔で面談に来ていたCさんの人柄や仕事への責任感、病状のセルフコントロール力等がトライアル期間の中で企業側に伝わり、双方の安心に繋がったのだと思います。

Cさんに今後の目標をお伺いしたところ、「今の職場で長く働いて、いずれは介護福祉士の資格を取りたい」と話していました。私たちも今の職場に定着し、介護福祉士の資格取得できるよう引き続きCさんを支援していきます!

障害者トライアル雇用に興味がある方、最初からフルタイム勤務は難しいと考えている方、希望している仕事が自分に合っているのか不安な方などいらっしゃいましたら、わくわくワーク大石にご相談ください。ご連絡お待ちしております。